LSA 保護モードの有効化 のバックアップ(No.5)
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- 1 (2020-01-28 (火) 16:46:27)
- 2 (2020-01-28 (火) 16:50:18)
- 3 (2020-01-29 (水) 14:54:00)
- 4 (2020-03-26 (木) 15:29:47)
- 5 (2020-10-28 (水) 16:16:02)
LSA 保護モードの有効化 †
利用可能OS †
Windows 8.1、Windows Server 2012R2以降
Active Directory 要件 †
なし
機能 †
LSASS プロセス (Lsass.exe) に読み込まれるプラグインは認定された署名を必要とすることで、プロセスを保護します。
効果 †
LSASS プロセスに対する悪意のあるプラグインやコードの挿入を防止し、プロセスが保持している資格情報の窃盗を防ぎます。
注意事項 †
LSASS プロセスへの攻撃すべてが防げるわけではありません。LSASS 以外に保持されている資格情報の保護は対象外です。
また、現在利用中のプラグインがエラーになる可能性があります。対象はスマートカードドライバー、暗号化プラグイン、パスワードフィルターなどです。事前に監査ログを設定し、利用中のプラグインをイベントから確認し、障害を回避します。
関連情報 †
追加の LSA の保護の構成 https://msdn.microsoft.com/ja-jp/library/dn408187(v=ws.11).aspx
設定方法 †
単独のコンピューターに LSA の保護を有効にする †
- レジストリ エディター (RegEdit.exe) を開き、次の場所にあるレジストリ キーに移動します。
HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\Lsa
- レジストリ キーに次の値を設定します。"RunAsPPL"=dword:00000001
- コンピューターを再起動します。
グループ ポリシーを使用して LSA の保護を有効にする †
- グループ ポリシー管理コンソール (GPMC) を開きます。
- GPO を右クリックし、 [編集] をクリックしてグループ ポリシー管理エディターを開きます。
- [コンピューターの構成]>[基本設定]>[Windows の設定]>[レジストリ] を右クリックし、 [新規] をポイントして、 [レジストリ項目] をクリックします。 [新しいレジストリのプロパティ] ダイアログ ボックスが表示されます。
- [ハイブ] の一覧で、HKEY_LOCAL_MACHINE をクリックします。
- キー パス 一覧の SYSTEM\CurrentControlSet\Control\Lsaを参照してください。
- [値の名前] ボックスに「RunAsPPL」と入力します。
- [値の種類] ボックスで、 [REG_DWORD] をクリックします。
- [値のデータ] ボックスに「00000001」と入力します。
- [OK] をクリックします。
LSA の保護の確認 †
[イベントビューワー]> [Windows ログ]>[System] ログで次の WinInit イベントを検索し ます。
- 12: LSASS.exe がレベル 4 で保護されたプロセスとして起動されました
リンク †
追加の LSA の保護の構成:https://docs.microsoft.com/ja-jp/windows-server/security/credentials-protection-and-management/configuring-additional-lsa-protection